2011年7月1日金曜日

井の頭池の外来魚調査

井の頭公園では、東京都西部公園緑地事務所と井の頭外来生物問題協議会によって、井の頭池に生息する外来魚の調査を行っています。
きれいな水に生息する在来魚(クチボソ、メダカ、タナゴ、ヨシノボリ、モツゴ、ヌマチチブ等)を保全するため、水質浄化と外来魚の調査・駆除を目的としているそうです。


井の頭池で禁止されている釣りをしている人がいたので“オヤッ”と思ったのですが、調査をされている方でした。


専用の網を使って捕獲します。


外来魚で多いのは、ブルーギル、ブラックバスなどです。
また、外来魚だけではなく、最近ではミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)、アメリカザリガニ、ウシガエルなどの外来生物も見つかっているそうです。


日本では、今まで多くの外来生物が持ち込まれペットや研究用として利用されてきました。しかし、中にはむやみに野外へ放された外来生物も多くいます。
それらは、生態系に影響を及ぼすだけでなく、人の健康や農林・畜産・水産業に悪影響を恐れがあります。
安易な持ち込みはせず、これからも身近かな生態系を大事にしていきたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿